生理不順が続く…これって更年期の始まり?40代の変化を整理するセルフチェック

生理不順が続く…これって更年期の始まり?40代の変化を整理するセルフチェックのイメージ

「今月、もう2回目の生理がきた」
「かと思えば、次は2ヶ月来なかった」
「これって、まさかもう更年期……?」

40代に入ってから生理の周期がいつもと違う感じがして、検索で「生理不順 更年期」と調べたことがある人は、少なくないのではないでしょうか。

さくらママの場合、生理が乱れたこと以上に、「もうそんな時期に入ったのかもしれない」と認めることに、気持ちが追いつきませんでした。  正直、更年期かどうかは知りたい。でも、できればまだそうではないと思いたい。両方の気持ちがありました。  

そんな思いもあり、この記事に掲載したセルフチェックは、更年期かどうかを判定するものではなく、以前と何が変わったのか確認するためチェック表として作成しました。このチェックは婦人科へ相談する目安に当てはまるかを整理するためのものです。 まずは、今の自分に起きている変化を一緒に整理してみましょう。

目次

閉経は、ある日突然生理が止まるものだと思っていませんか?

さくらママの経験だと、更年期の症状が出ていることに気づかないまま、体調の変化を「なんとなく歳のせい」で片付けていた時期がありました。

生理についても同じイメージを持っていて、「閉経はある日を境にぱたっと生理が来なくなる」と思い込んでいたのですが、実はそうではありませんでした。

閉経とは、最後の生理から1年以上生理がない状態を、あとから振り返って確認するものとされています。そして閉経をはさんだ前後約5年ずつ、合計約10年間を更年期といいます。つまり、生理が完全に止まる前に、周期が短くなったり、逆に間が空いたり、経血量が増えたり減ったりする時期があるということです。

ただし、変化の出方には個人差があります。

初めは生理の間隔が短くなったり、周期差が大きくなったりし、その後、飛ぶ変化が混ざることがある人もいれば、急に長い間隔が空く人もいます。また、これといった変化がないまま閉経を迎える人もいます。閉経までの変化は、誰もが同じ順番で進むわけではありません。

更年期は何歳くらいから始まるの?

日本人の平均閉経年齢は50.5歳なので、更年期は一般的には45~55歳頃。ただし個人差があるので、40代になったからと言ってすぐ症状が出るとは限りません。

今の変化を整理する、5つのセルフチェック

ここからは、点数をつけて「◯点だから更年期」と判定するチェックではなく、あとで婦人科に相談するときにも使える、状態の整理表だと思ってください。

項目確認する内容
生理周期の変化以前の周期と、直近3〜6回の周期を比べてみる(例:以前は28日前後だったのが、22日・35日・19日・47日とばらついている)
生理の出血量と日数夜用ナプキンが昼も必要になっていないか、1〜2時間で交換が必要な日がないか、出血が8日以上続いていないか
経血の塊500円玉大以上の経血の塊が頻繁に出ていないか
月経以外の出血生理周期の途中や、性交後に出血していないか
そのほかの変化ほてり、寝汗、寝つきの悪さ、気分の浮き沈み、動悸、めまいなどが増えていないか。あわせて、妊娠の可能性や服用中の薬、最近の体重・ストレスの変化も振り返ってみる。

余裕があれば、スマホのメモに下記のような形で残しておくと、あとで自分でも見返しやすくなります。
「以前は28日前後。直近は22日、35日、19日、47日。今回は9日間出血して、2日目は夜用でも2時間くらいで交換。500円玉大の塊が2回。月経以外の出血はなし。めまいが2日ほど。」

生理不順の理由は、更年期だけとは限りません

40代の生理不順は更年期に向かう変化として起こることがある一方で、それだけが理由とは言い切れないところもあります。

妊娠、強いストレスや睡眠不足、大きな体重の変化、運動量の急な増加、甲状腺の働き、子宮筋腫や子宮内膜症といった婦人科系の病気、服用中の薬やホルモン剤なども、似たような周期の乱れとして表れることがあるとされています。年齢だけで理由を決めず、変化が続く場合に婦人科へ伝える材料にしてみてください。。

なお、更年期の症状チェックリストや血液検査を1回受けただけで、「更年期だ/まだ更年期ではない」と判定できるものでもないとされています。ホルモンの値はこの時期、日によっても変動しやすいためです。点数や1回の検査結果だけでなく、実際の周期や出血の記録は、婦人科で状態を伝える材料になります。

婦人科に相談する目安

チェックの結果をもとに、次の3段階で考えてみてください。

記録しながら様子を見る

1回だけ生理の周期がずれた程度で、妊娠の可能性・強い痛み・多量の出血がない場合。

婦人科に相談する

  • 3ヶ月以上生理が来ない、出血が8日以上続く、月経以外や性交後に出血がある、ナプキンが1〜2時間もたない状態が続く、500円玉大の塊が頻繁に出る、といった場合。
  • 妊娠の可能性があり、生理の遅れに加えて出血や腹痛があるは早めに相談する。

救急受診を考える

ナプキンを1時間ごとに替える状態が2時間以上続き、あわせて息切れや強いめまいがある場合。あるいは、妊娠の可能性がある状態で、突然の激しい腹痛や強いめまい・失神がある場合は、救急受診の目安になります。

なお、最後の生理から12か月以上経ったあとに、少量でもおりものに血が混じるような出血があった場合は、婦人科へ相談しましょう。

避妊はいつまでおこなうのか?

「2ヶ月来なかったから、もう閉経かもしれない」と思う方もいるかもしれませんが、閉経は最後の生理から1年経って、初めて振り返って確認できるものです。数ヶ月来ない期間があっても、そのあとまた生理や排卵が戻ることもあるとされています。

つまり、閉経が確定するまでは、妊娠の可能性がゼロにはならないということでもあります。避妊をいつまで続けるかは年齢や使用している方法によって異なるため、婦人科で相談してみる方が安心です。

更年期そのものについても、知っておくと整理しやすくなります

「そもそも更年期ってどんな時期なの」というところから整理したい方は、以前書いた「[更年期・更年期障害とは何か?](https://i-comi.com/menopause/what-menopau/)」もあわせて読んでみてください。

また、婦人科でホルモン補充療法(HRT)という選択肢を提示されたときに実際どんな感じなのか気になる方には、「女性ホルモン補充療法(HRT)とは?更年期症の治療のメリットやデメリットなど実体験を紹介」も参考になると思います。

まとめ

生理不順が続くと、「これって更年期?」と不安になりますよね。でも、今すぐその答えを出す必要はありません。まずは以前とどう違うのか、周期・出血の量や日数・月経以外の出血・体調の変化を、自分のペースで整理してみてください。

婦人科で現状をうまく説明できるか心配なときは、記録した周期や出血の様子をそのまま見せる方法もあります。

【参考にした情報】

※この記事は情報提供を目的としており、当記事だけで更年期等の診断を決めるものではありません。

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この記事を書いた人

さくらママ
femcare naviの中の人。50代。
「ママ」といっても子育てママではなく、ちょっと話を聞いてほしいときに頼りたくなる飲み屋のママのような存在。
自身も子宮筋腫や更年期など女性ならではの身体の変化を経験したため、フェムケアについて勉強しました。
自分が経験したことからわかる、不安な気持ちをやわらげるサポートになればうれしい。

取得資格:認定フェムテックアンバサダー
一般社団法人日本フェムテック協会

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